療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
ADHDの特徴である「先延ばし傾向」は大人になっても
続くことが多い症状の1つで、
家庭や仕事でも悪影響が出てきます。
物事の優先順位をつけるのが苦手で、いくつものことを
同時進行してしまうのでいつまでたっても作業が終わらず、
学校や職場、家庭でもやるべきことが山積してしまいます。
これによって期限や約束が守れなかったりすることが
どうしても多くなり、周囲の信頼をなくしてしまいがちです。
そうならないためにも、子どもの頃からの療育が大切です。
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「汽車ぽっぽ」をご紹介します。
子ども達は両手を体の横にくっつけて曲げ、
汽車の車輪のように動かしながら、自由に動き回ります。
走ると危ないので走らないように約束しておきます。
動き回っている途中で合図があったら、
その場で素早くうつ伏せになります。
もう一度合図があったら、起き上がってまた汽車になって動きます。
合図を聞くことで社会性や集中力がつき、
素早く動くことで瞬発力や身体コントロール力などが育ちます。
合図に合わせて素早く動くことができるように、
子ども達が理解しやすい方法で合図を出し、
環境設定などにも配慮をしながら
1人1人が楽しく遊びに取り組めるように
工夫をしていきたいと思います。