療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
発達障害の人の感じ方、見え方、聞こえ方などを
理解することはなかなか難しいことです。
最近では疑似体験ができる機会もありますが、
それが日常的に続いている辛さは
私達の想像を超えるものなのだと思います。
その特性によって様々な困難や不安、ストレスの中で
生活をしているのですから、
苦手なことやできないこともたくさんあります。
発達障害のある子ども達の生活から困難が減るように、
日々の療育活動でしっかりと支援していきたいと思います。
こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラム「さつまいもでメダル運び」をご紹介します。
子ども達は2人ペアになり、向かい合ってうつ伏せになります。
2人の間には直径30cmほどのフープを置き、
両手を伸ばしてフープを一緒に持ちます。
2人でフープを握ったら、両足をまっすぐ閉じて、
横にごろごろ一緒に転がっていきます。
そして、そのままゴールまでフープを運びます。
自分だけのペースで転がっていくのではなく、
2人で転がるスピードを合わせることが大事なので、
お互いに相手の動きを意識しながら転がれるようにし、
社会性や協調性などを身につけていけるように
促します。
上手にできるようになったら、動作を1つ追加したり
他の要素も加えたりしながら、少しずつステップアップし
生活に必要な力の発達を目指していきます。