療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
発達障害のある子ども達にとって、環境調整をしてあげることは
とても重要なことです。
定型発達の子でも、理解しやすいように
おもちゃをしまう箱にシールを貼ったり、
宿題をする前に机を片付けてテレビを消したり
配慮をしますが、それをより細かく丁寧に
その子に合わせたやり方で行なうようにします。
そうすることで不安やストレスが軽減し、
パニックを起こすことも減ってきます。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで
提供している運動療育プログラムから
「クマ忍者の修業(平均台)」をご紹介します。
平均台や巧技台の上に両手をついて、
足だけで左右にジャンプする遊びです。
最初のうちは足を開いて、片足ずつまたぐようにジャンプします。
慣れてきたら、両足一緒に左右にリズムよくジャンプをします。
手は固定したままで足だけを動かすので、
身体コントロール力やイメージ力、空間認知力、
集中力も養われる遊びです。
さらに、両足をくっつけて同時に左右にジャンプをすることで
下半身の連動性も高まり、足先だけでなく
腰からのジャンプを習得することができます。
高さの低い平均台で行いますが、まだ支持力や体幹が
弱い子や高さが怖い子などは無理にやらせず、
マットでのクマ忍者の修業で力をつけていきます。
少しずつステップアップしていくことで
確実に力をつけることができるので、
無理せず楽しく挑戦していきながら
跳び箱や側転などの動きにもつなげていけたら
良いと思います。