療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
ADHDの子ども達は、気が散りやすく集中を持続させることが
苦手な傾向にあります。
そこで、課題を行なう時などはできるだけ不要な刺激が
入らないように工夫をしたり、集中して何かをする時間を
短時間で区切ってつなげるようにしたりします。
また、興味のあることには集中しやすいので、
模型を使ったり、視聴覚教材を用いるのも効果的です。
子どもに合わせた支援や工夫をすることで
同じ時間の活動でもかなり中身が違ってきます。
1人1人に最適な方法でサポートしていけるように
今後も心がけていきたいと思います。
今日は、教室で提供している運動療育プログラムから
「〇×グーパー」をご紹介します。
〇×ゲームを、全身を使って表現して遊びます。
〇×クイズを出すので、答えが〇だと思ったら、
両手両足を大きく広げて伸ばす
「パー」の姿勢になります。
答えが×だと思ったら、両手は曲げて胸の前に付け、
足を閉じた「グー」の姿勢になります。
出す問題は、絵カードや写真を使うものから始めます。
いちごの絵を見せながら
「これはバナナです。〇か×か。」など
簡単なものから始めて少しずつ難易度を上げていきます。
慣れてきたら、影だけのシルエットカードやジェスチャー、
言葉だけの問題などいろいろなことに挑戦していきます。
個々に言葉の理解力などが異なるので、
1人1人に合った内容で行ない、
聞く力、考えて判断する力、イメージ力、集中力、
記憶の操作力などたくさんの力の発達を促していきます。