療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
ADHD、ASDなど発達障害の子ども達は、
「空間認識能力」が弱いことがあります。
そして、それは日常生活の中でも様々な影響があります。
例えば
よく物にぶつかる、つまづく
迷子になりやすい
立体を把握できない
文字や数字を書くのが苦手
運動が苦手
などのことが起こりやすくなります。
空間認識能力は、運動によって効果的に鍛えられます。
私達の教室では運動療育を主軸としているので、
楽しく体を動かして遊びながら力を育てていきたいと思います。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで
提供している運動療育プログラムの中から
「おつかいリレー」をご紹介します。
少し離れた台の上に、いろいろな絵カードを置きます。
子ども達は数人で1つのチームになり、
指定された絵カードを1人ずつリレー形式で持ってきます。
例えば「白くて空に浮いているふわふわした物」などの
お題が出されたら、答えをチーム全員で考えます。
答えがわかったら一番最初の人が取りに行き、
次の人と交代します。
1人ずつ順番に行ない、チーム全員ができるだけ速く
ゴールできるように協力して遊びます。
順番を覚えていたり、お題を聞いて考えたり、
友達とコミュニケーションを取ったりと
なかなか難易度の高い遊びです。
難しすぎるとつまらなくなってしまうので、
難易度を調整したり遊び方を工夫しながら
1人1人が無理なく取り組めるように配慮しています。