療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
発達障害を持つ子ども達が、問題行動やトラブルを起こした時の
対応では、いくつか注意する点があります。
子どもによく言ってしまいがちな
「こんなことしたらダメでしょ!」や
「どうしてこんなことしたの?」は効果的ではなく、
「〇〇がいやだったんだよね。」や
「△△がしたかったんだね。」と
まずは子どもの気持ちを受け入れ、言葉にしてあげるようにします。
それから「してはいけないこと」をわかりやすく伝え、
代替行動を提案したりしながら、改善を促していきます。
子どもの気持ちに寄り添いながら支援していくことで、
声のかけ方やかけるタイミング、効果的な代替行動などが
見えてくるので、まずはよく観察することが大切です。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「ターザン」遊びをご紹介します。
鉄棒の真ん中辺りに折りたたんだ縄をくくりつけ、
ぶらさがった縄が下につかない程度の長さに調節します。
縄はただくくりつけるだけでは取れてしまって危ないので、
折った縄の輪の中に反対側を通して取れないようにします。
そして、ぶら下がった縄の輪の部分に足をかけて
両手で縄を握り、ターザンのように前後に揺れて遊びます。
鉄棒が苦手な子でも安心して取り組める遊びです。
私達の運動プログラムでは、運動が苦手な子でも
遊び感覚で楽しく取り組めるように工夫されています。
そして、たくさんの成功体験を積んで自信をつけることが
できるので子ども達の心も体も育てることができます。