療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
発達障害による症状が重度だったり、療育や環境調整をしても
なかなか症状の改善が見られず、本人や周囲が多くの困難さを
感じている場合には、療育や環境調整と併せて投薬による
治療をしていくこともあります。
薬には副作用が付き物なので、長期間になれば心配になることも
ありますが、投薬によって発達障害による症状が改善しているうちに
できなかったことができて自信を持てたり、
困り事への自分なりの対処法を身につけたりすることもできます。
「治す」ということではなく、自己肯定感を高めながら
療育の効果も高めていき、生活しやすくしてあげることが大事なので、
必要であれば上手に使いながら、生活力向上を目指していきましょう。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムの中から「ウシガエル」をご紹介します。
まず足を横に大きく開いてしゃがみ、手をパーに開いて
足の間に揃えてつき、手→足→手→足の順番で前に出して進んでいきます。
この、手→足→手→足の順番に出すことがポイントですが、
子ども達は動いていくうちにだんだん手足同時に
ジャンプしていってしまうことがあります。
その場合は縄ばしごを使って線路を作り、まずは線路の中に手をつく、
それから足を線路の外に大きく開いたパーでついて進むように教えていきます。
ウシガエルは跳び箱につながる動きなので、手と足の距離を広げた
位置でジャンプすること、足はしっかりと股関節から開くように
することが大事になります。
1人1人に理解しやすい方法や、やりやすい補助をしながら
遊び感覚で力をつけていき、最終的に跳び箱の達成で
自信をつけられるようにしていきたいと思います。