療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
近年子どもの肥満が増加していますが、障害を持つ子ども達にも
肥満傾向の子ども達が大勢います。
発達障害の子ども達が肥満になる原因にはいろいろなものがあり、
満腹中枢の問題、偏食、運動不足、
刺激が楽しくて食べ過ぎてしまう、出された物は食べきらなければ
いられず、満腹でも食べてしまうなど、様々です。
原因によって対応していくことが必要ですが、
肥満予防には、やはり適度な食事と適度な運動が大切です。
発達障害の子ども達は運動が苦手で好きではないことも多いですが、
私達の教室で行なっている運動療育は、子どもの興味に合わせて
自主的に参加できるような楽しい運動あそびなので、
遊び感覚でやっているうちに、体を動かすことが無理なくできます。
その運動療育プログラムの中から「合図で逃げる」
をご紹介していきます。
まずは逃げる場所をマットなどで設置します。
そして合図があったら、素早く逃げる場所まで移動します。
合図は「よーいスタート!」「鬼がきたー!」「逃げろー!」
などの言葉や、「手を叩いたら」「青い旗が出たら」などの
方法で、子どもに合わせて出していきます。
合図があったら走り出すので、集中できるように配慮し、
慣れてきたらひっかけを入れたりしながら、
聞く力、記憶力、集中力、判断力などもしっかり育てて
いけるように工夫していきます。
合図で素早く反応して動くことがポイントなので、
後ろから追いかけたりしながら楽しく体を動かし、
遊びながら体作りもしていきたいと思います。