療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
日常生活では、毎日少なからずストレスを感じる場面があります。
そんな中で、ストレスに強い人と弱い人がいますが、
ADHDの人は特にストレス耐性が低く、ストレスに弱い傾向にあります。
また、感情のコントロールが苦手なこともあって、他人からの何気ない
一言で深く傷ついたり、ちょっとしたことで怒りの感情を
爆発させてしまったりすることがあり、
感情の起伏が激しく不安定なことも特徴です。
こうした特性は人間関係を難しくさせやすいので、
二次障害につながってしまったり、苦労することも多くなります。
そのため、できるだけ早期に支援をしていく必要があります。
こどもプラスの放課後等デイサービスでは運動療育を主軸としていますが、
療育活動の中で感情コントロール力や抑制力を身に付けたり、
人間関係形成に必要な社会性やコミュニケーション能力を
習得していくことができます。
教室で提供している運動療育プログラムの中から
「カンガルーが転んだ」をご紹介します。
「だるまさんが転んだ」を、カンガルージャンプで行います。
最後までカンガルージャンプを維持することが大事なので、
途中で走ってしまわないように約束しておきます。
必要に応じてハンカチや紙などを膝の間に挟み、
足を閉じることが意識できるようにします。
鬼の「カンガルーがころんだ」の声に合わせて、動く、止まるを
繰り返すことで静と動のメリハリが身につき、リズム感なども養われます。
また、人のタイミングに合わせて動くことは脳に良い刺激を与え、
感情のコントロール力を身に付けることにもつながります。
カンガルー以外の他の動物の動きで行なってみたり、
止まるときのポーズを決めたりしながら、
子ども達にあわせたルールで効果的に力をつけながら
遊んでいきたいと思います。