療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
発達検査は、乳幼児健診などで発達の遅れを指摘されるなど、
発達の遅れが気になる場合に受けることを勧められる検査です。
発達障害の確定診断をする検査ではないので、
この検査だけで診断名がつくことはありませんが、
診断材料の1つになるものです。
この検査を受けることで、子どもとの関わり方がわかったり、
今後の育児の見通しをたてやすくなるというメリットもあるので、
積極的に受けても良いと思います。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「平均台障害物渡り」をご紹介します。
平均台の上に、3つ~4つのカップを間を空けながら設置します。
この障害物に当たらないように、ゆっくり
平均台の上をつま先歩きで渡っていきます。
障害物に当たらないように歩くために、障害物の位置を正確に捉えて
それに歩幅を合わせて足を動かすので、空間認知力が養われます。
慣れてくると子ども達はスピードを競いたがりますが、
落下のリスクが増すだけでなく
1つ1つの動きが疎かになってしまいます。
そこで、渡っている子どもの頭の上を新聞紙の棒などでスイングさせ、
その棒に当たらないように姿勢を低くして避けながら
障害物渡りをしていきます。
そうすると、さらにバランス力の強化や、上手な身のこなしが身につきます。
日常生活での怪我を防ぐことにもつながるので、
楽しみながら力を育てていきたいと思います。