療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
発達障害の1つ、ADHDは男性の方が数倍多いとされていますが、
女性の場合は症状が目立ちにくく見過ごされがちなので
実際は数字よりも多くの方がADHDである可能性があります。
もちろん個人差はありますが、女性の場合は多動性や衝動性は
あまり目立たないことが多く、不注意特性が目立つ傾向にあります。
そのため、忘れ物やうっかりミス、遅刻など
生活面での困難は多く、支援を必要としていることがあります。
放課後等デイサービスは発達障害の診断が無くても
通って療育を受けることができるので、早い段階で支援が
受けられるようにすることが大切です。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「なぞなぞ大縄跳び」をご紹介します。
1人ずつ大縄跳びを跳びながら、なぞなぞに答えます。
回っている縄にタイミングを合わせて一定のリズムでジャンプしながら
人の話を聞いてそれに答えるのは、
子ども達には難易度の高いことなので、
最初のうちは簡単な質問を出し、少しずつ難易度を上げていきます。
また、5回くらい縄を跳んでも答えが出ない場合は
ヒントを出したり、違う問題を出します。
そして、2つのことを同時に処理する力や、
言葉の理解力や判断力、考える力を育てていきます。
中には大縄跳びが苦手な子もいるので、子どものジャンプに合わせて
縄を回すことで、できるだけみんなの前で失敗しないようにしながら、
失敗体験よりも成功体験を積んでいけるようにしています。
そうして成功体験を積み重ねながら自信をつけ、
その自信を他の様々な活動につなげていけるようにしたいと思います。