脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
ぬり絵って脳の活性化に良いんです!!
少し前に大人のぬり絵がブームになりましたね。
ぬり絵は、元の画と比較したり、異なった色を選んでぬったりする
作業が脳全体を使い、脳全体を活性化させてくれます。
主にぬり絵によって活性される部分は
●前頭葉(創造・思考・情緒・意欲を司る)
●運動野(運動の指令を発信する)
●後頭葉(眼で見たものを認識する)
●側頭葉(記憶や聴覚、嗅覚の中枢がある、大脳辺縁系ともアクセスしている)
●頭頂葉(視覚情報から、位置や方向を判断する)
となっています。
これをみると、脳の全体が使われていることが分かりますね!!
それでは、それぞれの部位がどのように働いているのか
ご説明いたします!
●前頭葉…色の配色等のぬり方を考える
●運動野…実際にペンや筆で色をぬる
●後頭葉…元の画を見る・見比べる
●側頭葉…大脳辺縁系ともアクセスがあるため扁桃体・線条体と
つながり、やる気(ドーパミン)につながる
●頭頂葉…元の画の状態を覚える
ぬり絵は絵を描くことが苦手な小さな子でもキレイな作品を作る
ことが出来、達成感・満足感が得られやすいものです。
達成感・満足感を得られるような活動は、やる気の源ドーパミンの
放出に繋がり、脳へのとても良い刺激となります!!
また、視覚機能(眼球運動)のトレーニングにもなり、
眼の力もUPさせることが狙えます!
使っている色や、塗り方でお子さんの心理状態もわかるぬり絵
是非、こんな視点でお子さんのぬり絵を見て見てください!
普段から、自分の意見が中々言えていない、押しつけが多いお子さんは、
黒やこげ茶など暗い色で塗りつぶす傾向があります。
黒は「守りの色」とされている一方で負の象徴・恐怖・孤独・
反抗などを連想させる色とされています。
反対に、様々な色を使いカラフルにしている場合、夢や希望・幸運
といった心理があります。
たかがぬり絵に使っている色ですが、
人間は視覚的な情報(色)から影響を受けることが多くあります。
例えば、アメリカの刑務所では壁を一面ピンク色にした結果、
所内の争い事が減少したという研究結果も出ているほどです。
また、塾などのパーテーションや床は青っぽい色が使われている
ことが多いですが、これは青が記憶力向上や集中力をあげる色
とされているからです。
私達にとって身近な色!
お子さんがどんな色を好んでいるかで、お子さんの求めている物や
心理状態が分かるかもしれません!
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