療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
小学生以降でも漢字やカタカナ、ひらがながなかなか書けなかったり、
鏡文字が多い、1 ページの漢字練習をするのに長時間かかる、
黒板の文字をノートに書き写すのが極端に遅いなどの場合は
学習障害(LD)による症状のこともあります。
努力して何度も練習しても、それで書けるようにならないのが
発達障害です。
療育によって得意なことでカバーできるようにしたり、
苦手を補う別の方法を見つけていくことが大切です。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「タッチタッチゲーム」をご紹介します。
指導者と子どもで向かい合い、しゃがんで目線の高さを合わせます。
そして指導者が手を出したら、子どもはそこに素早くタッチして
遊びます。
手を出す位置は、上下左右いろいろな場所に出していきます。
素早くタッチできるように、集中してよく見るように伝えます。
慣れてきたらスピードを上げたり、
「パー」の時はタッチする、「グー」の時はタッチしない、
というルールでも遊んでみます。
集中力や判断力、記憶力、抑制力などを養い、
目の焦点を動かす練習にもなるので授業中に黒板の字を
ノートに書き写すのがスムーズになる効果も期待できます。
1人1人が必要としている力をしっかりと身に付けていけるように
サポートしていきたいと思います。