療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
LD(学習障害)での困りごとは、学年が上がるにつれて
増していきます。
通級での指導などで、ある程度の文章はスムーズに読めるように
なっていても、高学年になると長くて複雑な物語に
難しい言葉も多く出てきて読むのに苦労することがあります。
わからない言葉の意味を調べておいたり、誰が何をしたのかなどの
内容が具体的にイメージできるように絵を使うなどの
方法も効果的です。
言葉の意味がわかったり、文章がスムーズに読めるようになると
読むことが楽しくなるので、1人1人に合ったやり方で
サポートをしていくことがとても大切です。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「イメージ縄跳び」をご紹介します。
大縄跳びを跳びながら言葉遊びをします。
体を動かしながら別の思考をするのは、とても高度なことです。
最初は「好きな食べ物」や「先生の名前」など
簡単に答えられるものから始め、「緑の野菜を3つ」など
少し考える必要がある問題にも挑戦してみましょう。
2つ目までは割りとスムーズに出てきますが、3つ目になると
少し考えなければ出てきません。
そして、考えている時間も大縄跳びを跳び続けるので、
縄をよく見ながら一定のリズムを保つ必要があります。
余り答えが出ないようならヒントを出したり、
違う問題にするなどの対応で成功できるようにしていきます。
慣れてきたら1人ずつではなく3人ずつ縄に入り、
前の人から順番に答えていくという遊び方もあります。
子ども達に合わせて、少しずつステップアップできるように
まずは楽しめることを大事にして遊んでいきたいと思います。