療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
LD(学習障害)特性で文字の読み書きが苦手な子ども達は、
様々な理由からの見えにくさや理解の難しさがあります。
例えば、文字が模様に見える・文字がかすむ・文字が反転して見える・
白地に黒い文字はコントラストが強すぎて目が痛くなる・
縦書き(または横書き)が読みにくい・
似た形の文字で混乱するなど、同じ「読めない」「書けない」でも
その理由は異なります。
また、ADHDやASDといった他の発達障害と合併していることも
あるので、その子に合わせた支援・サポートが必要です。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「新幹線片足クマ」をご紹介します。
片足クマは、四つんばいから膝とお尻を上げたクマの姿勢から
片方の足を後ろに上げて、両手と片足の3本足で歩く動きで
手足の連動性や体幹のバランス力、腕で体を支える支持力など
全身を使う動きです。
この片足クマ歩きで、新幹線のように速く進んでみます。
両手はしっかりパーに開いてつくこと、顔を前に向けること、
片足を高く上げること、そして上げた足はまっすぐ伸ばすことが
片足クマのポイントですが、今回はここに速く進むという要素も
加わるので、全てを意識して行なうのは難しくなります。
最初は速く進めなくても良いので、どれか1つのポイントに絞って
上達を目指していくようにします。
そして、ある程度のスピードでも進めるようになってくると
全身の連動性や身体コントロール力が身についてきているので、
どんどんレベルアップしていくことができます。
それぞれの段階や興味に合わせて、子ども達が自主的に参加して
力をつけていけるようにサポートしていきたいと思います。