療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
発達障害特性を持つ子ども達には、その診断の有無に関わらず
1日でも早い適切な対応が必要です。
様子を見ようと思っているうちにあっという間に1年が
過ぎてしまったという話もありますが、
子どもにとっての1年は、大人の10年といっても良いほどの
大きな意味を持つこともあります。
支援を必要としている子ども達に、少しでも早く適切な支援が
行き渡るように、私達も活動をしていきたいと思います。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「ミニハードル走り」をご紹介します。
子どもの膝くらいの高さのハードルを複数設置し、
順番に跳び越しながら走っていきます。
スムーズに進んでいくために、つま先で走ること、腕を振って
走ること、ハードルの前で一旦止まらないこと、両足ジャンプでは
なく走りながら跳んでいくことなどがポイントになります。
ただ、これらを全て意識して行なうのは難しいので、
その子に合わせて1つずつクリアしていけるようにします。
スムーズにハードルを跳び越していくには、ジャンプが大きすぎても
小さすぎてもだめなので、繰り返し行ないながら
空間認知力やハードルの高さに合わせて
体の動きをコントロールする力を身に付けていきます。
また、慣れてきたら直線コースだけでなくカーブのあるコースに
挑戦してみたり、他の動きと組み合わせてみたりしながら、
それぞれが自分のペースで力をつけていけるように工夫して提供しています。