療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
発達障害を持つ子ども達の中には、感覚過敏やこだわりによって
偏食になり、栄養不足や肥満になってしまうこともあります。
感覚過敏では、食べ物の食感や色、におい、見た目などの理由から
食べられません。
また、こだわりが原因になっている場合、白い物しか食べない、
毎日同じ物しか食べない、ラーメンはお店でしか食べない、
同じメーカーの物しか食べないなどがあります。
いずれも無理強いは禁物で、成長と共に食べられるようになったり
受け入れられるものが増えていくことが多いので、
それぞれの苦手の理由を見極めた適切な対応と、
食べることが楽しくなるような工夫が大事になります。
療育活動の中でも個々に合った働きかけでサポートして
いきたいと思います。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスで提供している
運動療育プログラムから「コウモリで足抜き回り」をご紹介します。
まず鉄棒に両手でつかまり、両手の間に両膝をかけて
逆さまにぶら下がるコウモリに変身します。
顎を開いて地面を見たら、そのまま5秒数えてから
回転して着地します。
この時に顎が開けない子は、まだ逆さまの感覚に慣れていないので
補助にしっかりつき、無理をしないようにします。
また、着地の時に勢いよく回転すると落下したり肩を脱臼するなど
怪我につながることがあるので、コウモリになったら5秒数えること、
ふざけて落ちないことなどを約束します。
鉄棒が得意な子はどんどん行なう遊びですが、
苦手な子は補助につきながら段階を追って行ない、
少しずつステップアップを目指します。
個々に合った難易度調整、声掛け、工夫をしながら
楽しく進めていきたいと思います。