療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
ASD(自閉症スペクトラム)、ADHD、LD(学習障害)などの
発達障害は先天的なもので一生付き合っていく障害では
ありますが、1人1人に合った適切な支援・サポートを受けることが
できれば、その子なりに社会に適応していくことが可能です。
こどもプラスの放課後等デイサービスでは、
子ども達が社会の中で安心してスムーズな生活が送れるように、
その子に合った方法で支援やサポートをしていきます。
今日は、こどもプラスの教室で提供している運動療育プログラムから
「シルエットグーパー」をご紹介します。
事前に、動物や動物の足跡、果物、乗り物などの身近なものの
絵をシルエットにしたシルエットカードを作っておきます。
このカードを1つずつ子どもに見せ、〇×クイズを出します。
答えが〇だと思ったら手足を広げて伸ばす「パー」の姿勢。
答えが×だと思ったら両手を曲げて胸の前につけ、
足を閉じた「グー」の姿勢になります。
〇×ゲームをシルエットにすることで楽しさも難易度も上がり、
集中力、思考力、判断力、抑制力などをより強く
育てていくことができます。
また、慣れてきたら人が何かをしているところの絵の
シルエットカードで挑戦してみます。
そうすることで、その人の動作や気持ちを考えることになり、
脳のミラーニューロン系が刺激されて
相手の気持ちを推察する力が養われます。
1人1人の必要としている力を見極めながら、
その子のペースで成長を促していくことができるように
働きかけを続けていきたいと思います。