療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
発達障害のある子ども達は、苦手なことやできないことが
どうしても多くあります。
周りの子は簡単にできているのに自分はどれだけ
がんばってもできない、という経験が積み重なると
自信も自己肯定感もひどく低下してしまい、
「どうせ頑張ってもできない」と挑戦することを
あきらめてしまうことも多くなります。
そうなるとステップアップが難しいだけでなく、
持っている力や可能性を引き出すことも困難にします。
子ども達が自分に自信を持ちながら能力を伸ばし、
いろいろなことに興味を持ったり挑戦したりして
将来の姿につなげていけるように
日々の関わり、働きかけがとても重要です。
1つ1つ子どもの困り感を減らしながら、
その子の得意分野や長所になる部分などを
しっかりと伸ばしていけるようにサポートを
していきたいと思います。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスの教室で
提供している運動療育プログラムから
「コウモリでなぞなぞゲーム」をご紹介します。
子どもが鉄棒でコウモリの姿勢になったら、
簡単ななぞなぞを出します。
子どもは逆さまの状態でなぞなぞに答えます。
1つ答えられたら次は2つ、3つと増やしていきますが、
あまり長時間ぶら下がっていると危ないので
時間を見て行うようにします。
なぞなぞ以外にも、〇×ゲームやシルエットクイズなど
子どもに合わせて行っていきます。
ぶら下がりを維持しながら、逆さまの世界の中で
出されるなぞなぞをよく聞いて判断し、
答えを考え出すという動作は、意外と難しいことです。
逆さまの状態では通常よりも判断力が低下するので、
最初は簡単な質問から始め、ぶら下がることを
楽しみながら少しずつステップアップを目指して
遊んでいきたいと思います。