療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
発達障害の子ども達の多くは、
持っている特性によってそれぞれに困り事を抱えていて、
それが学習面での困難さにつながってしまっているという
ケースがとても多くあります。
小学生の子ども達の生活では、1日の多くの時間を
勉強に費やすので、学習面で困難のある子どもにとって
学校の授業や家庭学習の時間はとても苦痛な時間に
なりがちです。
発達障害の子ども達は特に得意と苦手の差が大きく、
勉強法も合う合わないの落差が大きく出るので、
1人1人が自分に合った方法で
力をつけていけるようにサポートが必要です。
こどもプラスの放課後等デイサービスでは、
学習支援にも力を入れています。
主軸の運動療育とうまく組み合わせることで、
学習の効率を高められるよう工夫しています。
今日は、私たちの教室で提供している運動療育プログラムから
「腕曲げ我慢ゲーム」をご紹介します。
鉄棒を逆手に持ち、脇を締めて腕を曲げた状態で
ぶら下がります。
膝も曲げて足を持ち上げ、体を小さく丸めるようにします。
最初は3秒くらいぶらさがれればOKです。
少しずつ長くぶら下がれるようにチャレンジしていき、
慣れてきたら、誰が一番長くぶら下がっていられるか
競争してみます。
脇を締めることがわかりにくい場合には、
脇に「魔法ののり」を塗ってくっつける場所を
実際に触ることでわかりやすくしたり、
腕がしっかり曲がるところまで
お尻を持ち上げてあげたり、
1人1人に合った補助をしながら行います。
ただぶら下がるだけだとおもしろくないので、
競争にしてみたり他の遊びと組み合わせてみたり
子ども達が夢中になれるような工夫をしながら、
継続した取り組みでしっかりと力を育てていきたいと思います。