療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
私たちの脳の神経細胞には、2つの種類があります。
1つは「興奮系」。もう一つは「抑制系」です。
この2つが、脳の中でうまくバランスをとりながら
機能してくれることでスムーズな生活が送れます。
生活の中には、興奮系と抑制系をうまく
使い分けなければいけない場面がたくさんあるので、
この切り替えがしっかりとできるように
運動あそびの中でも意識して育てていきたいと思います。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスの教室で
提供している運動療育プログラムの中から
「後ろ向きクマで宝取りゲーム」をご紹介します。
まず、床にカップなどをたくさんばらまいておきます。
子どもはスタート位置で後ろ向きのクマ姿勢になり、
カップの方へ歩いていきます。
そして好きなカップを1つ拾ったら、
立ち上がってゴールに置いてある宝箱の中に入れます。
宝を拾うまではクマ歩きのままで
立ち上がらないようにすることで
集中力や抑制力が育ちます。
また、後ろ向きに進むことでバランスのとり方が
変わり、普段あまり使わない
筋肉を刺激したり体幹の筋力も鍛えることができます。
色、形、数字、文字、方向など
いろいろな要素を子ども達に合わせて
盛り込みながら、力を育てていきたいと思います。