療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
大人は、子どもを見る時にどうしても不適切な行動や
できない部分など悪いところに目がいってしまいがちです。
しかし、大人でも褒められた方ががんばれるように、
子どもにとっても褒められるということは
成長のためにとても重要なことです。
褒められることで自信や自己肯定感が高まり、
次へのやる気やモチベーションにつながるので、
良い方向に伸ばしていくことができます。
子どもの頃の経験・体験はその後の人生を大きく
左右するものです。
子ども達の将来につながる関わりを、
日々大事にしていきたいと思います。
今日は、こどもプラスの放課後等デイサービスの教室で
提供している運動療育プログラムの中から
「積木拾い」をご紹介します。
床にたくさんの積み木をばらまいておき、
子どもは指示された積み木を拾います。
拾う積木の指示は、最初のうちは数だけで行い、
次に色や形などの条件も加えた指示で挑戦していきます。
慣れてきたら拾った積木をただ持ってくるだけでなく、
いくつかの箱を用意しておき、
色ごとに分類して箱に入れてから戻る。
拾った積木の色と同じ食べ物を1つ言ってから
箱に入れるなど、いろいろなアレンジで
少しずつ難易度を上げて遊びます。
ただ、それが勉強や訓練のようになってしまうと
子ども達のやる気が下がってしまいやすいので、
ゲーム性を持たせるなどの楽しめる工夫をしながら
取り入れるようにしています。
こうした遊びの中で、社会性やコミュニケーション力、
語彙力、記憶力、集中力、抑制力なども刺激していきながら、
子ども達が今後生きていく上で必要になる
様々な力の発達を促していきたいと思います。