療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
今の子ども達の中には、様々な要因から
体温調節がうまくできず低体温や高体温になっている
子が多くみられます。
体温調節がうまくできないと、
朝からぼーっとしている、落ち着きがなく集中力に欠ける、
すぐにカッとなる、イライラしている、
というような症状が多くなります。
体温調節は自律神経の機能なので、
まずはたくさん体を動かして遊びながら
生活リズムを整えていき、
自律神経の働きを良くしてあげることが大事です。
特に発達障害や発達が気になる子ども達では
自律神経が乱れやすい場合があるので、
1人1人を丁寧に見ながらサポートをしていきます。
今日は、私たちの放課後等デイサービスの教室で
提供している運動療育プログラムから
「走り前回し跳び」をご紹介します。
縄跳びを持って、走りながら前回し跳びをします。
走る速さと縄を回す速さが合うように
スピードを調整しながらリズム良く行うようにします。
通常の前回し跳びに走る動作が加わることで
いろいろなことに意識を持っていかなければいけません。
勢いだけで行わず、ゆっくりでも良いので
走る速度と縄のタイミングを合わせるように
することがポイントです。
そうすることで抑制力や集中力、先を見通す力、
リズム感などがしっかり育ってきます。
1人1人の段階に合わせた方法で、
楽しく効率的にスキルアップを目指して遊んで
いきたいと思います。