療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
発達障害は、その種類や現れる特性などにもよりますが
多くは乳幼児期のうちに何らかの兆候や違和感があり、
疑われ始めると言われます。
3歳4歳頃では保育園に入り集団生活も始まるので、
言葉やコミュニケーション、行動面で
周囲との遅れが目立ってくることが多くなります。
ただ、乳幼児期は成長の個人差が大きく
環境の変化などでも症状が変わりやすいので、
判断が難しい時期でもあります。
まずは子どもが困り事を感じているかどうか、
本人は自分で伝えにくいことも多いので、
周囲の大人がよく観察し、支援が必要であれば
できるだけ早い段階で支援をしていくことが大切です。
放課後等デイサービスは、診断の有無に関わらず
支援が必要な子ども達は支援が受けられる施設です。
こどもプラスの教室では、それぞれの発達段階や特性に
合わせた療育でサポートを続けていきたいと思います。
今日は、私たちの教室で提供している運動療育プログラムの中から
「運転手さん」をご紹介します。
まず2人1組になります。
1人は床に仰向けに寝転がり、
もう一人が仰向けになった子の両足をお腹につけて
両手で足首を持って、ゆっくり押しながら前に進みます。
スムーズに進むためのポイントは、
お互いに「相手をよく見る」ことです。
仰向けの子は、相手が押しやすいようにタイミングを
合わせて全身に力を入れ、1本の棒のようになります。
押す子は、相手が体に力を入れて準備ができていることを
確認してから、力を入れて押すようにします。
どちらかが力を入れていない状態だと、
うまく力の伝達ができずスムーズに進めません。
お互いに声を掛け合っても良いですね。
今後、様々な活動や生活面でも大事になる
「相手を意識しながら動く」
ということを学べる遊びです。
こうした遊びを通して、身体機能も社会性や心の発達も
促していきたいと思います。