療育的な運動支援と学習サポートのこどもプラスつくば教室です。
発達障害や発達に凹凸のある子ども達と
接する時にやってはいけないことは、
「できないことを叱ること」です。
もちろんやってはいけないことをした時は
叱らなければいけない時もありますが、
「そんなことしちゃダメでしょ!」や
「どうしてできないの?」「なんでそんなことするの?」
などの言い方は、ただ傷つくだけで意味がわかりません。
「叩く前に「やめて」って言おうね」など
別の良い方法を具体的に提案してあげると
行動の仕方がわかって改善していく場合が多いです。
子どもによって理解しやすい方法、
行動しやすいやり方などがあるので、
1人1人に合わせた支援でサポートするようにしています。
今日は、私たちの教室で提供している運動療育プログラムの
中から「積み木拾い&積み木積み」をご紹介します。
床にたくさん積木をばらまいておきます。
子どもは、指導者に指示された色や形、数の通りに
積木を拾い、指定された場所に積んでいきます。
積木を積む場所は、事前に折り紙などで用意しておきます。
「積木を3つ拾って、赤い場所に積んでね」
などの指示をよく聞いて記憶し行うことが必要になります。
それによって物への認識や記憶を一定時間保つ力が
向上してきます。
年齢や段階に合わせた指示を出すことで、
楽しみながら能力アップにつなげていくことができます。
最初は数だけの指示で行い、慣れてきたら
数だけでなく形や色などの条件も加えて
少しずつレベルアップしながら遊べるように工夫していきます。
そして、遊びながら自然に様々な力を身に付けて
いけるように、楽しく効果的な運動療育を
提供していきたいと思います。